念じて、それを受け取って。
そうそう。高円寺アフターアワーズもあったのです。
ここはいつも本当にリラックス空間。
お喋りの合間にちょっと歌って・・・みたいな感じなんです。
個人的な嬉しさといえば、3セットと沢山歌えるので、最近歌わなくなってしまった歌の掘り起こしをしたり、デュオならではの遊びを楽しんだり。
この夜は最初のセット、少しお店が淋しいかんじではあったけれど
「一生懸命歌っていれば、いい気が巡るから、きっと引き寄せられて誰か来てくれるよね」
という根拠のない向上心をもっていた。
そしたら!きた!引き寄せられちゃった方が!
何人か来てくださった中に、一人ね。
「生ライブ自体初めてで、たまたま通りかかった」的な方が!
フラリと入ってしまったそこには私たちの「念」があったのですね!と運命的なものすら感じてしまう。
思えば私も初めてジャズバーというところに足を踏み入れたとき。
ドキドキしながら。とても勇気の要ることだった気がする。
だけどその勇気は、追い風にのった。だから今こうやってここにいる。
そうして今ではその内側に存在している私達。
だからこそ出来ることは、中から引き寄せる風を起こすこと。
それは巧みな宣伝文句や、幅広い人間関係だったりするのかもしれないけれど
こうして「はじめて」に立ち会えるようになるのは、そういった事以外の、そうやっぱり「念」みたいなものが必要なんじゃないかって思うんです。
やっぱり根拠のない話だけど「祈る」みたいな部分があっていいんだと思うんだ。歌の内容によっては「こうなりますように」という願いを乗せることもできるけど、もっともっと大きなエネルギー。
発信した分だけ、戻ってくる。
だからもっともっと生み出さないと。